愛知県 豊田市の精神科・心療内科の南豊田病院愛知県 豊田市 精神科 心療内科 デイケア受診したい入院・治療したい知りたい聞きたい働きたい
南豊田病院 HOME > 聞いてみたい > 治療に関するよくある質問 > 検査についてのよくある質問

一般的な質問

治療に関するよくある質問

  • 受診
  • 治療方法
  • 検査
  • 社会復帰施設
  • その他

検査についてのよくある質問

1.精神科はどのような検査をしているのですか?

南豊田病院では次のような検査を行っています。


● 尿検査(糖尿病、腎疾患、泌尿器疾患)
● 血液検査(貧血、炎症)
● 生化学検査(肝疾患、腎疾患、膵疾患)
● 心電図検査(心筋梗塞、不整脈)
● 脳波検査(てんかん、脳梗塞)
● 血清学検査(B型肝炎、C型肝炎、梅毒)
● 内分泌検査(甲状腺機能)
● 超音波検査(心エコー、腹部エコー)


以上のような検査を行い器質的な原因による精神症状であるか否かを確定させたり、気付かない内科的疾患を見つけ合併症やアルコール依存症の方々の内科的治療の指針 を提供し、薬による副作用の影響があるか、又は薬物血中濃度等を調べ治療効果 、経過観察をしています。

2.心理テストはどのようなものがありますか?

心理テストにはロールシャッハテスト・バウムテスト・WAIS-R・田中ビネーなどいろいろな種類があって、一人ひとりに応じて使い分けています。代表的には WAIS-R・田中ビネーなどの知能検査とロールシャッハテスト・バウムテストなどの人格検査とがあり、知能検査ではその人の社会適応能力が、人格検査ではその人の社会適応能力が、人格検査ではその人の内面的な特徴(内面に抱える心の課題、葛藤やその解決の仕方、精神的な病態水準)が、ある一定の側面 から分かります。何に力点を置いてみていくかによって用いられるテストは違ってきます。

ただ、心理テストは患者さんにとって多かれ少なかれストレスに感じるものであり、その事をわきまえて、必要以上にストレスを与えないよう、注意していくことも大切でしょう。また、我々治療スタッフの「わかったこと」をどこまで患者さんと共有していけるのか、ということが大変大事でもあり、難しいところとも言えるでしょう。

3.脳波で何が分かるのですか?

脳波とは、脳が活動する時に発生する微弱な電気的変化を二次元的に計測した波です。当院において脳波検査の目的は精神症状等が脳の器質的変化に起因するものかの鑑別診断が主目的です。脳波の研究がてんかんから発展した歴史的背景からてんかんには有用な検査です。その他、痴呆等の脳機能低下する疾患の機能レベルの判断、 意識混濁、せん妄状態などの意識レベルの判断、有機溶剤、覚醒剤、長期飲酒等における脳への影響度、睡眠時無呼吸症候群等睡眠障害(障がい)にも有用な検査となっています。 内因性精神病との特異性は未だ研究段階で、特殊病態では、時に異常脳波像を示す報告例があります。また、薬剤等のモニターリングにも使用されています。

4.頭部CTで何が分かるのですか?

頭部CTでは、X線吸収の差が大きい部分が目立って観察され、「脳出血(白く描出)」「脳梗塞(黒く描出)」がよく目立ちます。 また、「出血性梗塞」というのもあります。次は、「脳の萎縮」「脳室(脳の中央にある髄液で満たされた部分)の拡大」についてです。原因としては、老化やアルコールの長期における多量摂取が考えられます。アルコール依存の高い方ほど、年相応ではない組織の老化を感じます。精神科では、精神的症状が出ている時、その原因として、器質的疾患をまず除外するためにCT検査を行います。

▲ ページトップに戻る

病院案内採用情報SITE MAP リンク

Copyright© 2008- Minami Toyota Hospital All Rights Reserved.
supported by 医院ホームページ作成のMEDICA